所長のエッセイ

所長のエッセイ

夏休みの本当の自由のために

君が朝起きた時に,特にその日一日やらなければならないことがなくて,その日一日がまったく自由なら,君は快適な気持ちになるかもしれません。夏休みにまったく計画を立てなければ,そんな朝がやってくることでしょう。
でも,君はおそらくそんな時には快適に感じる一方で不安と苦痛も感じることになります。そして何だかひどく心細くなったりもします。
君が自由な時間に誰からも指図されずにいる時には,君は自分で自分に何かを指図しなければないけません。君は,自分のことを自分で決めなくてはなりません。
君が自由に何かをする時,その自由の分だけ君には重い責任がかかってきます。その責任を完全に果たせるだけの強さがなければ君に本当の自由はありません。
今年の夏休み,夏休みの本当の自由のために君は君の心と体を鍛えぬいていきましょう。
夏休みの本当の自由のために。