夏休みをどう過ごすかは、結局は君たち一人一人の自由です。自由というのは本当に魅力的で素晴らしいものだと私も思います。
でも、自由というのは「何かをしろと人から言われないからとっても楽」というだけでは済まされません。自由に生きていくためには大きな責任と義務を背負っていくことが必ず求められます。夏休みは君たちが自由について考え体験する最も大きな機会だと思います。もし君が自分の自由だから自分を甘やかし、夏休みを怠けることしか考えない時間にしてしまったら、夏休み後の君はどうなってしまうのでしょうか?きっと君は夏休みが終わっても怠けることしか考えない人間になってしまうでしょう。自分を甘やかし自分を強くできない人は、他人に優しくできない人間です。
夏休みをどう過ごすかは君たちの自由です。でも、その自由の意味を君たちは今何より真剣に考えるべきです。
所長のエッセイ