人には、楽しくて楽しくて笑顔が絶えない時もあれば、悲しくて悲しくて涙が止まらない時もあります。
人が生きていくということは、喜怒哀楽の繰り返しなのかもしれません。
それは、春夏秋冬の四季のようなものです。
美しく花の咲き乱れる季節もあれば、すべてのものが死んだように凍り付く季節もあります。五月の若葉の季節には二月の裸の木々は嘘のようにも感じられます。
君が君の人生を懸命に生きている限り、希望に満ちた笑顔の時もあれば、悲しくて辛くて暗い顔の時も必ずあります。大きな喜びも、大きな悲しみも、それを体験するのは君が君の人生を何より懸命に誠実に生きているからです。
喜びも悲しみも君の人生の宝物なのです。
光り輝く五月、君は笑い、時には少しの涙も流してくだいさい。
もちろん私が大好きなのは君の明るい笑顔です。
所長のエッセイ