所長のエッセイ

所長のエッセイ

うっとうしくても君の人生にも梅雨の季節が必要だ!<br>六月の雨は恵みの雨

毎日、悩み事も心配事も何もなく真っ青な空のような気持ちだけで生きていけたらどんなにいいだろう。私もそう思います。

うっとうしい事もめんどうくさい事も何もない毎日であったら、どれだけ楽しいだろうと君はそう思いませんか?

でも例(たと)えば、長く辛い冬が終わり待ち望んでいた春がやって来た時のあの喜び、うっとうしい梅雨の時期が終わり夏の青空がやって来た時のあの喜びは、辛い冬とうっとうしい梅雨があったからこその喜びです。

今年も多くの受験生が合格の報告のため私を訪ねて来てくれました。その中には涙ぐんでいる塾生もいました。その喜びの涙は、志望校合格のために辛くうっとうしい日々を乗り越えて来た人だけの喜びの涙です。

古くさい言い方かもしれませんが、君の努力はけっして君を裏切りません。

六月のうっとうしい雨は、君の人生にとっても恵みの雨です。雨後(うご)の青空と光を浴びて君の心は大きく育っていきます!