所長のエッセイ

所長のエッセイ

間違えて一歩 そしてまた一歩

日々の学習でとても大切なことがあります。それは、問題を間違えてはいけないということではなく、同じ問題を何度も間違えてはいけないということです。
たとえば、テストの成績がひどかった時、テスト用紙を丸めて捨てて間違えた問題を確認せずそのままにしておいたら、そのことが次の間違いを生み出すことになります。
間違えることは良くないことでも恥ずかしいことでもありません。間違えることによって確認ができ修正や補充を経て私たちは進歩向上していけるのです。
学習に限らず私たちは長い人生を間違い失敗の繰り返しで生きています。間違えて一歩そしてまた一歩、前へ前へと私たちは人生の歩を進めていくのです。
2011年の始まりです。今年一年君たちが多くの間違いの中から多くの収穫を得て夢と希望に満ちた生活を送って欲しいと私は切に願っています。